キッチンカーの売上を安定させるために考えたこと
― 「複数注文文化」を作りたいと思った理由 ―
キッチンカーの仕事は、とても自由です。
出店日を自分で決められて、
休みも自分で決められる。
でもその反面、
売上はとても不安定です。
天気、季節、イベント内容、出店場所。
さまざまな要素に左右されます。
開業当初は、とにかく出店経験を積むことに必死でした。
「売れる場所」「売れない日」
その繰り返しの中で、
少しずつ感覚は身についていきました。
でも、ある時ふと思いました
このままの働き方でいいのかな、と。
土日にたくさん働いて、
平日は読めない売上。
体力的にも、時間的にも、
ずっと続けられる形ではないかもしれない。
もともと私は、
子どもとの時間を大切にしたくて、この働き方を選びました。
だからこそ、
“無理を前提にした働き方”はしたくない
そう思うようになりました。
現場で見えてきた違和感
キッチンカーは基本的に、
「その場で1つ買って食べる」
というスタイルが多いです。
もちろん、それは楽しい体験です。
でも、現場に立ち続ける中で、
あることに気づきました。
「家族の分も買って帰ります」
「LINEで家族にメニュー送りますね」
「職場の分まとめて注文していいですか?」
「手土産に持ってく」
こうしたお客様が、
一定数いるということ。
つまり、
クレープは“その場消費”だけじゃない
“持ち帰り・共有される商品”でもある
売上は「単価」じゃなく「構造」で変わる
売上を上げる方法として、
・値上げ
・トッピング追加
・セット販売
いろいろあります。
でも私は現場で感じました。
売上は、単価より“注文の構造”で変わる
1人が1つ買うのか
1人が3つ買うのか
それだけで、売上は大きく変わります。
実際、
複数注文が増える日は、売上が安定しやすいのです。
偶然を「文化」にできないだろうか
これまで複数注文は、
「たまたま起こるもの」
でした。
でも、もしこれを
“当たり前の文化”にできたら?
家族の分をまとめて買う
職場の分を注文する
それが自然になるだけで、
売上はもっと安定するはず。
そう考えるようになりました。
働き方の理想と売上の現実
私の理想は、
平日に、無理なく安定して売れること
です。
土日に頼りきらず、
生活と仕事のバランスを取れる働き方。
そのためには、
売上の“構造”そのものを変える必要がある
そう感じました。
そこで考えたのが「予約」という仕組み
もし事前に注文が入る仕組みがあれば、
・家族でメニューを共有しやすい
・職場でまとめて注文しやすい
自然に複数注文が増える
さらに、
・売上予測ができる
・仕込みがしやすい
・行列のストレスも減る
働き方そのものも変わる
だから私は、仕組みを作ることにしました
この発想から、
私は予約システムについて本格的に考えるようになり、
最終的には自分で仕組みを作るようになりました。
最後に
キッチンカーは自由な仕事です。
でも、
その自由をどう使うかは自分次第
私は、
無理を続ける自由ではなく
続けられる形を作る自由
を選びたいと思っています。
これから何かを始める方にとって、
少しでもヒントになる考え方になれば嬉しいです☺️
「次は、クレープ屋が予約システムを作った話を書こうと思います」🐧